せっかくの晴れの日。お着物を着るだけで大丈夫?失敗しないマナーとご祝儀袋の書き方

結婚式や七五三など、晴れの日にせっかくお着物を着るなら、所作やマナーにも自信を持って臨みたいですよね。
「着物でどう座ればいいの?」「写真撮影の時、どんな姿勢がきれい?」「車の乗り降りはどうすれば着崩れしない?」など、着物姿ならではの気遣いがあります。また、お祝いの席に欠かせないご祝儀袋も、結婚式と七五三では書き方が異なるため、事前に確認しておきたいポイントです!
この記事では、着物を着た時に知っておきたい基本的な所作と、結婚式・七五三それぞれのご祝儀袋の書き方を解説します。
着物姿で美しく見える基本の所作
お着物は洋服に比べると動きに制約がありますが、それが逆に凛とした品格を生み出してくれます。
普段より少しゆっくり、丁寧に動くことを意識するだけで、自然と美しい所作になります。
ただ、一日中緊張しっぱなしでは楽しい席も疲れてしまいますよね。
ポイントを押さえて、特に写真撮影の時だけでも美しく見える姿勢を心がけてみましょう。
写真撮影で美しく写るポイント!
立ち姿のコツ
- 足元を揃える
足を広げて立たないように注意しましょう。
出来るだけ太ももをぴったりとくっつけるのを意識してみてください。足は前後に少しずらしてもOK。
それだけでも、体にぴっしと力が入って立ち姿が綺麗に見えます! - 姿勢を正す
緊張していかり肩になったり、逆に猫背になったりしていないか意識してみてください。
肩甲骨を下げるように、ゆーっくりリラックスして笑顔です!お腹も引き込んで、頭から足先まですっと伸びるイメージです。
座る時の注意点
椅子に座るときには、お太鼓がつぶれないように、背もたれにもたれかかってしまわないように少し開けて座ります。
特に、振袖の場合は立体的に豪華な飾り結びになるので、つぶしてしまわないよう注意しましょう。
タクシーや車に乗る際は、「お尻」から乗り、両足を引き入れます。
いつも通り、足から乗り込んでしまうと、お着物が崩れやすくなってしまうので、意識してみてください。
ご祝儀袋の基本ルール
お祝い事の準備で「これで合っているのかな?」と迷いやすいのが、ご祝儀袋の選び方や書き方です。結婚式と七五三では選ぶべき水引の種類や表書きが異なるため、それぞれのマナーを理解しておきましょう。
水引(みずひき)の種類と意味
ご祝儀袋に付いている飾り紐を「水引」といいます。この水引の結び方には、それぞれ意味があります。
結び切り・あわじ結び
一度結んだらほどけないことから、「人生で一度きりであってほしいお祝い事」に使われます。結婚式や快気祝いなど、繰り返さない方が良いお祝いごとに適しています。
蝶結び(花結び)
何度でも結び直せることから、「何度あっても喜ばしいお祝い事」に使われます。出産祝い、入学祝い、七五三など、繰り返し祝いたいお祝いごとに適しています。

【結婚式】ご祝儀袋の書き方
ご祝儀袋の選び方
二人が末永く結ばれる願いを込めて「結び切り」や「あわじ結び」が選ばれます。
結婚式に蝶結びの水引はNGなので、気を付けましょう。
ご祝儀袋にはさまざまなデザインがありますが、包む金額とご祝儀袋の格が釣り合っていることが大切です。
・1万円程度(欠席時など) → 水引が印刷されたシンプルなもの
・2〜3万円程度 → 金銀または赤白の水引がついた、スタンダードなもの
・5万円以上 → 豪華にアレンジされた水引や、上質な和紙を使用したもの
また、結婚式では白のご祝儀袋がフォーマルです。カラフルで洋風の装飾が施されたものは、親しいご友人へのお祝いなどカジュアルなシーンで使いましょう。可愛いご祝儀袋は見ているだけで気分が上がりますよね。ぜひ、ご祝儀袋選びも楽しんでください。

表書きの書き方
結婚式のご祝儀袋には、「寿」または「御結婚御祝」と書きます。ただし、お祝いの場では「4(死)」という数字が縁起が悪いとされるため、「結婚御祝」のように4文字になる表書きは避けるのが無難です。
水引の下には、筆ペンでご自身の名前をフルネームで記入します。ご夫婦で連名にされる場合は、お二人ともフルネームでも構いません。
中袋の書き方
中袋には、「誰からのご祝儀か」が明確に分かるよう、金額・住所・氏名を記載します。
金額の書き方
金額は旧字体の漢数字(大字)で書くのが正式です。
・1 → 壱
・2 → 弐
・3 → 参
・5 → 伍
・10 → 拾
例:3万円の場合 → 金参萬円
お札の入れ方
お札は、表面(肖像画がある面)が中袋の表側に来るように入れます。
【七五三】ご祝儀袋(初穂料)の書き方
七五三で、お参りだけではなく、ご祈祷される際にはご祈祷料をお納めします。
多くの神社では『初穂料』(はつほりょう)と呼ばれることが多いですが、神社やお寺によって名目や金額が異なりますので、神社・お寺のサイトなどで確認されるのが良いかと思います。

表書きの書き方
表書きは「初穂料」または「御初穂料」と書きます。
名目は神社やお寺によって異なる場合もあるため、事前にホームページや電話で確認して記載しましょう。
水引は、何度あっても喜ばしいお祝い事として「蝶結び」を選びます。
お子様の名前の書き方
水引の下には、ご祈祷を受けるお子様の名前(フルネーム)を記入します。
ご祈祷の際、神職の方がご神前でお子様の名前を読み上げてくださいます。読み間違いを防ぐため、お子様の名前にふりがなを添えるとより丁寧です。
兄弟姉妹で受ける場合
兄弟姉妹で一緒にご祈祷を受ける場合は、連名で記載します。右側に年長のお子様、左側に年少のお子様の名前を書きます。なお、多くの神社では受付用紙が用意されており、そちらに記載した名前を読み上げてくださるケースもあります。
金額の目安と事前確認
初穂料の一般的な目安は、お子様一人あたり5,000円〜1万円です。
神社・お寺によって金額設定が異なるため、事前にホームページや電話で確認しておきましょう。
兄弟姉妹で一緒にご祈祷を受ける場合、例えば一人5,000円の設定なら、1万円を一つの封筒に包んでも問題ありません。
また、兄弟で割引がある場合もあります。
金額の書き方
初穂料も旧字体の漢数字で書きます。
・5,000円 → 金伍仟円
・10,000円 → 金壱萬円
ご祈祷中のマナー
七五三当日に撮影をされる方は多いと思いますが、ご祈祷場所は撮影NGとされているところが多いです。
つい撮影しないように、撮影マナーや立ち入り禁止マークに注意しましょう。
また、ご祈祷中は厳かな雰囲気になるのですが、静かに長時間じっとしているのは子供にとって大変なこと。
子供が静かにしていられるか心配ですよね。「祝詞で自分の名前が呼ばれるよ」と事前に伝えてあげると、聞き逃さないように少しワクワクしながら参加できるかもしれません。
ヘアセットや髪飾りで頭が重くなっていたり、足が床につかない小さな子供は、お辞儀と同時に転げることもあります。
え?と思うのですが、転げます笑 お辞儀の時は、落ちないように注意してあげて下さい。
まとめ:事前準備で安心して当日を迎えましょう
いかがでしたでしょうか?もし、事前に知らなかったマナーがあっても、謙虚なふるまいを心がけていればなんとかなると思ってます…皆さん、温かい目で見守ってくれているはず。
それでも、やはり事前に知っておくと安心ですよね。この記事を読んでくださっているあなたなら、きっと大丈夫。当日は華やかなお祝いの席を、着物姿で思いきり楽しんでください。
結婚式お着物
七五三お着物
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